ルーカス Jリーグ 歴代外国人選手
ルーカスはJリーグクラブに在籍した歴代の外国人選手において最も愛された選手と言っても過言ではありません。ポジションはフォワードですが、自らの得点にこだわるわがままなプレイをするのではなく、チームのためにプレイすることが出来た選手でした。味方選手が飛び込むスペースを造るためにおとりになったり、献身的な守備でチームの守備の負担を軽減させるなどチームプレイを理解し実践できていた外国人選手だったのです。
FC東京時代は試合中に脳しんとうを起こすなどトラブルにも見舞われたものの、得点力を活かしてチームの攻撃を牽引しました。また、その実績を買われて移籍したガンバ大阪においては、前線からの守備とアシストでチームの攻撃力を底上げしたほか、アジアチャンピオンズリーグの決勝など大事な試合で得点を決めるストライカーらしさも発揮したのです。
試合以外でもサポーターとの握手や写真撮影に気さくに応じるなど、Jリーグを代表する選手になっていました。
